いろいろあった10kmマラソン体験記....


ど素人シルバーランナーの10kmマラソン体験記、第3弾です。もう1回おつきあいください。

前回ご紹介したように、日曜日のマラソンは悪天候への不安、走行後の距離への不信感等、頭の中にモヤモヤが残ったものの、体調にも恵まれて気分よく完走しました。思ったほど天候も崩れず、後半は体力的にも余力を残せていて、練習の成果を出すことができたのは大満足でした。それだけに距離への不信が残ったのはやはり不満でしたが、今回はその件に触れるのはもうやめて、タイムを短縮することができるようになった苦労ストーリーです。


2016年の年末に、ふとしたきっかけで翌春の10kmマラソンに出ようと決心したものの、初めての練習の日に大挫折….。たった1kmほど走ったところで膝が痛くなりダウンです。それまでは鳥の撮影時に重い機材を担いで長距離を歩くことも多く、自分は健脚だと思い込んでいただけにこの日は大ショックでした。マラソン出場への不安だけでなく、まだ60歳を過ぎたところなのに今後の自分の体力はどうなるんだろう?….との不安も。歩くのと走るのではこんなに違うものかと実感したのです。

とりあえずは近づいているマラソンに向かって何とかしないと….とトレーニングを開始しましたが、大会当日までに膝痛を克服するには至りませんでした。


そして、約4ヶ月後、2017年の初めての大会。目標は謙虚に「脱、失格」です。

結局、膝に爆弾を抱えたまま、前半走って後半歩くという、情けない作戦で出場しました。初めての大会で緊張感もありましたが、タイムは73分12秒。とりあえず、90分の制限時間内にゴールするという「脱、失格」の目標は軽く(笑)クリアしました。こんな情けないチャレンジですが、思った以上に楽しかったので、その日の頭の中には「ぜひぜひ来年も!」....と。

そしてその後も膝痛の克服を目標にトレーニングを続けます。O脚気味だった着地姿勢を矯正する等、色々試行錯誤を重ねて、その年の秋には初めて10kmを走りきれるようになりました。しかし、まだ走行姿勢が確立できていないのか毎回完走できるわけではなく、痛くて断念する日があったりと一進一退でした。


そして、2018年3月に第2回を迎えます。この日の目標は「膝痛の克服および完走」。

この日までの練習では、完走6:膝痛勃発4くらいの確率になりましたが、まだまだ膝には爆弾が....。調子のいい日には60分そこそこで完走できる日もありましたが、まだまだ不安です。結果は幸運にも膝痛は出ず、63分56秒。じつは前半60分を切れるペースで走っていたのですが、周りの大混雑に振り回されて後半失速してしまいした。やはり練習の成果を当日に履行するというのは難しいものですね。それでも、この日の「完走」という目標もクリア、まあ膝痛が出なかったら完走できるわけですが….。


そして、先週末3回目の出場です。今回の目標はずばり「60分切り」。

その後、膝痛はほぼ100%克服し、よほどの無茶をしなければ大丈夫のはず。しかも昨年末からは毎回60分を切れるようになっていたので楽しみです。体力的には大丈夫のはずですが、昨年痛感したように周りの大混雑が不安です。しかも大混雑の中をうまく走るというのは、普段練習ができないのが厄介です。

それでも色々考えてある閃きが….。

他のマラソンは出場経験がないのでよく解りませんが、この淀川寬平マラソンのスタート位置は、エントリー時にどのくらいのタイムで走れるかを自己申告して決まります。超初心者の私としては、昨年、一昨年と謙虚に自分の予想タイムより遙かに遅いタイムを申告。これが災いしたようで、自分より遅いペースのランナーに周りをびっしり囲まれて身動きがとれませんでした。こんなペースでは後半困るとイライラして、その後無茶な追い越しを繰り返して自分のペースを崩してしまいました。

ですので、今年は少し速いめのタイムを自己申告して前方からスタートすることに。あまり速すぎると周りのランナーに迷惑ですが、少し速い程度ならペースメーカーになってもらえるのでタイムも期待できるかも?....と。今年は5分45〜50秒/kmで走り通すのが目安なので、これが実現できれば、タイムは57分30秒程度です。ということで、予想申告タイムを55分に設定して申し込みました。

するとこの考えが大正解。
当日スタート時、周りはいかにもアスリートと思える若い人たちに囲まれちょっとビビリましたが(笑)、スタートすると周りはほぼ自分と同じペースで走ってくれます。確かに大混雑ですが、周りを囲まれても同じペースならイライラがなく、非常に楽な展開でした。その結果、幸運にも自己ベストに等しいような好タイムでゴールする事ができました。

常にマラソンに出場されている方は、そういう工夫は当然なのでしょうが、私にとっては眼に鱗でした。学生時代から運動音痴でスポーツに縁の無かった私が、この年齢になってどうしたのかとつくづく思いますが(笑)、楽しく走れるようになっているというのは喜ばしい事ですよね。

さて、今年は目標どおり自己ベストに近いタイムで完走しただけに、来年の目標が決まりません。自分の体力を考えるとこれ以上のタイムアップは限界ですし、といってフルマラソンもとても無理そうです。どうしたものか?....と。

それでも自分自身の健康のためには何らかの目標を決めて今後も続けていきたいとは思っています。同年代の方で、健康の維持に悩んでおられる方は一度チャレンジされてみては?
今日はこの淀川寬平マラソンの10kmコースを紹介いたします。(画像はすべて2017年撮影です)

今年も往路はここを走ります

マラソンコース


マラソンコース


マラソンコース


マラソンコース

奥に見える橋の向こうに、今回問題となった折り返し点が....

マラソンコース

復路は川が左側です

マラソンコース


マラソンコース

枚方大橋が見えるとゴールはもうすぐです

マラソンコース

Nikon D500 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR  (2017年撮影画像)
関連記事


いつも訪問ありがとうございます
⬇️ 応援よろしくお願いいたします

にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ
にほんブログ村


鳥ランキング

スポンサーリンク





comment

Secret

近況報告
新型コロナウイルスの感染者数もようやく落ち着いてきており、GW明けにはいよいよ第5類になりました。

このまま少しずつ収束してくれることを願いますが、ブログをご覧の皆さまもくれぐれも体調に気をつけながらお過ごしください。

 






FC2カウンター


FC2オンラインカウンター
現在の閲覧者数:

プロフィール

えむ・おー

Author:えむ・おー
居住地:兵庫県宝塚市
年 齢:1955年生まれ
性 別:男性

撮影機材(2023年4月現在)

* カメラボディ *

Canon EOS R7
Canon EOS R10
Canon EOS Kiss Digital N
Panasonic LUMIX DC FZ85
Apple iPhone SE(第2世代)

* レンズ *

Canon
   マウントアダプター EF-EOS R
Canon RF100-500mm
   F4.5-7.1 L IS USM
Canon RF600mm
   F11 IS STM
Canon EF100-300mm
   F4.5-5.6mm USM
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di
   MACRO1:1(272E) For Canon EF
SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS
   HSM for Canon EF
KENKO
   C-AF 1 1.5X TELEPLUS SHQ


私が出会った野鳥を撮影した趣味のブログです。識別は間違っているかもしれませんが、ご容赦ください。野鳥の生息地および撮影地に関しましては、自然環境の保護や付近住民の方々への影響を考慮して、明確には記載しておりませんのでご了承ください。

画像はクリックすると大きくなります。 画像および動画の著作権は管理人に属します。無断転載・複製・流用はご遠慮ください。





訪問ありがとうございます
⬇️ 応援よろしくお願いいたします


にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ
にほんブログ村


鳥ランキング

最新記事
最新コメント
リンク
ランキング
スポンサーリンク











カレンダー
05 | 2023/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ


更新通知登録ボタン
更新通知で新しい記事をいち早くお届けします

カテゴリー
QRコード
QR