AFエリアモードの切り替えは....
今日は久々にかなりの雨になりましたね。皆さま、被害等ございませんか?
前回はD500でのマニュアル露出とISO感度自動設定併用の件をご紹介しましたが、今日はAFエリアの切り替えについてです。
野鳥の撮影時のAFエリアってどう設定されていますか?
当然、狭い範囲で眼をピンポイントに狙うのがベストでしょうが、いきなり飛び出されたりすると困ってしまいますよね。そのため、少し広い範囲のまま撮影すると、微妙にフォーカスが外れたり....と、なかなかうまく撮れません。ましてや、飛翔している場合でも一直線に飛んでいる場合と、頻繁にターンを繰り返しながら飛んでいる場合とでは、条件も違うのでエリアのチョイスに悩みます。
私のメイン機のD500には、
「グループエリアAF」、
「シングルポイントAF」、
「ダイナミックAF(範囲は25点、72点、153点)」、
「3D-トラッキングAF」、
「オートエリアAF」、
のAFエリア設定があります。
「3D-トラッキングAF」や「オートエリアAF」は野鳥には向かないと思っていますので、私は使ったことはありません。普段は、枝止まりの静止シーンは「シングルポイントAF」、飛翔シーンは「グループエリアAF」、そして大きな鳥や数の多い群れの時には「ダイナミックAF」等で補っています。
問題は、いきなり動きが変わった場合等の瞬時の切り替えです。デフォルトではAFモードボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回すという両手の作業がいるのです。これでは止まっていた鳥が急に飛び出した場合にはとても追いきれません。過去には何度も悔しい思いをしたことが....。
そして、これも前回と同じとあるサイトで紹介されているのを発見して解決です。
数種のカスタムボタンにそれぞれのAFエリアが割り当てられるのです。このボディを購入した直後には取説で眼にしたものの、便利だという実感がないとなかなか使ってみよう気にはなりません。その後はスルーしてしまっていました。
最近のインターネットの解説サイト等では、動画付きで解説されている記事も多く、ほんとにわかりやすいです。早速試してみようと思いました。
結局私は、
AF-ONボタンに「シングルポイントAF」、
Pvボタンに「ダイナミックAF」、
Fn1ボタンにPvボタンから外したプレビュー機能、
をそれぞれ割り当て使ってみることに。そして、ボタンを併用しない人差し指だけでのデフォルトシャッターは「グループエリアAF」です。
このセッティングにて、
眼にピンポイントでフォーカスが欲しい枝止まりは、親指でAF-ONボタンを押しながらの「シングルポイントAF」撮影。
枝の上を少し動く等AFの範囲を広くしたいときは、中指でPvボタンを押しながらの「ダイナミックAF」撮影。
そして飛び出してしまったら人差し指だけを使っての「グループエリアAF」連写撮影。
というように、ファインダーで鳥を追いながら、人差し指もシャッターから外さず、AFエリアを瞬時に切り替えるというマルチな撮影ができるようになりました。
もともと、カメラボディに装備されている機能ですので、裏技でもなんでもないですが、なかなかうまく利用されている方は少ないと思います。なかなかきっかけがないと、使ってみようとは思いつかないですよね。
メーカーや機種によってこういう機能は様々でしょうが、デフォルト設定で撮っておられる方で、不便をお感じの方はぜひチャレンジしてみてください。
AF-ONボタンにはシングルポイントAF

D500 カスタムボタン割り当て
PvボタンにはダイナミックAF

D500 カスタムボタン割り当て
Fn1ボタンにはプレビュー機能

D500 カスタムボタン割り当て
Nikon D7100 + AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

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