Z50は返却しました....
先日、このブログでも紹介しましたが、知人のZ50を試写する機会がありました。
D5?00を使っていた知人が購入したのですが、不満なのでこんなものか試し撮りをしてほしいということで、私のサブ機のD7100と交換。私も最新のミラーレス機を試用できると快諾....、しばらく楽しんでみることにしました。
その後、知人はD7100の方が気に入ってしまい、もうこのまま交換してほしいとの話となりましたが、D7100はもう7年前の機種ですので、まさかそういうわけにもいきません。もし交換するとなると、追い金を払うことになりそうですが、それでもひょんな事から最新の機種が手に入るかも?とその時点では興味津々でした....笑。
そして数週間後のつい先日、Z50を返却してD7100が手元に戻ってきました。結局、最新機種にもかかわらず、私も知人と同じくD7100の方が使いやすく、追い金を払ってまで手に入れる魅力はない....という結論に。
Z50は最新の素晴らしいカメラで、各量販店等では売上のベスト3に入るほど売れているらしいです。カメラの紹介サイト等では、D7500相当のスペックとも紹介されていましたが、私の野鳥の撮影スタイルではそうは思えませんでした。
いろんなシーンを撮る機会があったのですが、主な不満点は、
・EVFの視認性が悪く、見づらい
・EVF追従性が遅く、動態をうまく追えない
・電源ON時、スリープ復帰からのスタンバイが遅い
・シャッターのタイムラグがかなりある
といったところです。
ミラーレスと言えば、数年前にNikon 1 のVシリーズを一とおり使ったことがありましたが、やはりこれらの不満で短期間で手放しています。いくらかマシにはなったものの、数年経った今もそれらの不満がほとんど解消されていない....との感触でした。
上位機種が開発されると改善されるのかもしれませんが、これらの不満点は機種の上位下位で変わるものでないような気もします。このうち、EVFの追従性の遅さとシャッターのタイムラグの2点は、少なくとも動きの不規則な動態には使えません。
これらの不満点はミラーレス独特の特徴なので、ある程度は仕方がないところです。しかし、SONYのαシリーズ等ではちゃんと克服されているのか、ブログ仲間のαユーザーからはそういう不満を聞きませんし、毎回のように見事な飛翔シーンを撮られています。むしろ私の周りを見ても、NikonやCanonから乗り換える方が増え続けています。
Nikonユーザーとしては残念ですが、やはりNikonとSONYとの技術の差でしょうか。たまたま、フルサイズ上位機種のZ7をお使いの方に出会う機会があったのですが、やはり同じような不満をお持ちでした。
一時はあわよくばD7100と入れ替えて、D500のサブ機にしようかとの企みもありましたが、少なくとも野鳥撮影には使えそうにないと断念しました。
不満ばかりを並べましたが、最新の機種でエンジンもEXPEED 6、画質や発色、その他最新の機能などは洗練されています。風景や人物、スナップ等の一般的な撮影では、世間の評価どおりの素晴らしい写真が撮れると思います。あくまでも私の個人的な感想ということですので、ご理解ください。
さて、私のメイン機はD500継続です。これも素晴らしいカメラなので、もっともっと使い熟していこうと改めて思いました。
試写したZ50でしたが、返却しました

Z50
戻ってきたサブ機のD7100

D7100
D500 + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1
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