ヒナを撮影できたのは3年ぶりでした.... #アオバズク
私は例年北摂の大木の地へ出かけて、アオバズクの子育てを撮影していました。
しかし、現地までは結構距離があるので、天候が不順なこの時期は訪問するタイミングが合わないまま巣立ってしまい、撮影できなかったことも多々ありました。そこへ、今年はちょうど親鳥がやってくる頃に新型コロナウイルスの緊急事態宣言.... 。
その後解除はされましたが、今年はこのままできるだけ近場での自粛撮影を継続し、近くの初めての地で観察することにしました。
初めて訪れたこの日は、頭上の枝の上で♂だけが見張りをしており、♀の姿はありません。巣の中で抱卵中か既に生まれたヒナの子育て中と思われました。そして、先週になって♀が巣から出てきているという情報をいただきました。
アオバズクの子育てですが、Wikipediaによると一度に2〜5個の卵を産み、♀のみが抱卵。その期間は約25日で、その後の巣立ちまでの日数は約28日とのこと。
前回から約3週間が経っていますが、産卵日が解らないので、どのタイミングでヒナの姿が見られるか?は微妙です。それでも、そろそろ巣立ちが近づいているものと思われるので気にはなっていました。
現地に到着すると、親鳥は前回撮影したのと全く同じ枝から見守っています。
そして、反対側の低い枝には、情報どおり前回姿のなかった♀の姿がありました。巣の場所はちょうど陰になっているようでこちらからは見えませんが、おそらくこの♀の視線の先でしょう。
しかし、この日はまだヒナの姿が確認できません。それでも、この2羽の親鳥の緊張感のある視線をみていると、もう間近だと思われます。驚かせないように、そ〜っと撮影してさっさと撤収しました。
そして、その6日後の朝早く、一番子が出たとの情報が。
この日は所用があり、もともと帰りに寄るつもりでしたが、所用を後回しにしてこちらが先です....笑。連絡をいただいて数十分後に現地へ着きましたが、すでに10人ほどのカメラマンが先着されていました。
そして、皆さんのレンズの先には可愛いヒナの姿が。
前回♀が止まっていた同じ枝のようです。巣立った直後ですので、ほとんど動きもありませんが、時折左右を見回す等の可愛い仕草を見ることができました。
逆光の陽差しの当たる明るい枝に止まっているので、いつもと雰囲気が違います。この子は暗いところの方がお似合いかも....、夜行性のアオバズクには眩しすぎたようです。他のあちこちの場所でもヒナの巣立ちが報告されていますが、この地もやっと巣立ちました。
動きのある度、情報をいただいたYさん、ありがとうございました。
この翌日には二番子も出ていたようです。アオバズクのヒナを撮影するのは3年ぶりになりますが、天敵に襲われることなく、無事に育ってほしいものです。
♂は前回と全く同じ枝にいました

アオバズク

アオバズク

アオバズク
前方の低い枝には♀が

アオバズク

アオバズク

アオバズク

アオバズク

アオバズク
6日後、無事一番子の巣立ちです

アオバズク

アオバズク

アオバズク

アオバズク

アオバズク

アオバズク

アオバズク

アオバズク
1〜8枚目
Nikon D500 + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + Ai AF-S TELECONVERTER TC-17E II
9〜16枚目
Nikon D500 + TAMRON 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD
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