3枚だけの奇跡.... #ツツドリ
カワラヒワを撮影中に、奥の方の枝にバサバサっと着地する鳥が。
これまた少し大きめで、カワラヒワよりもまだ大きいです。グレーの身体が見えたのでヒヨドリ?と思いましたが、念のためファインダーを覗くと黄色いアイリングが見えました。周りは真っ暗ななのでよく解らなかったのですが、杜鵑類特有の顔です。
ただ、杜鵑類など頻繁に出会えるわけでもなく、ツツドリなのか?ホトトギスなのか?まあ、カッコウやジュウイチの可能性は少ないでしょうが、鳴いてくれないと微妙です。それでも、昨年のこの日はこのK山での出会いの実績もあり、くっきりとした胸の模様から判断するとツツドリだと思われます。
現地では確信できていなかったものの、「やっぱり今年もツツドリが居た!」と心臓バクバクとなりました....笑。今年もあわよくば....とは思っていましたが、まさかほんとに出会えるとはびっくりです。
暗くて、カワラヒワ撮影時の露出のままではダメだとは思いましたが、せっかく出会ったのに設定を変えている間に逃げられるのは嫌....。見ただけというのは絶対に避けたいので、とりあえずそのまま10枚近く連写しました。すると、やっぱりその直後に飛び去り、木々の向こうへ隠れてしまいました。
何とか撮影には成功しましたが、突然の出会いにビビってしまい、連写の後半はブレブレ画像。秒間10コマの連写のうち、なんとかくっきり撮れていたのはこの3枚だけでした。
発見してから、レンズを構え直してシャッターを押すまでの時間をプラスしても、枝に止まっていたのは僅か2〜3秒と思えます。しかも、画像は真っ暗で不満なものでしたが、なんとかそれなりに補正できました。
以前このブログに、「双眼鏡で鳥を確認せずに、いきなりファインダーを覗け!」との教訓を記載をしたことがありますが、今回はまさにそのパターン。結果論とは言え、このとき双眼鏡で確認していれば、撮影できていないと思います。
撮影フィールドで、「何か居るかな?」と漠然と探す時は双眼鏡が見やすいです。でも、その場へ飛んで来た鳥を「何の鳥?」と確認するときに、双眼鏡を使うのは結構なリスクだとつくづく感じました。
去年に出会ったツツドリは、数ヶ所の枝を何度も飛びまわってくれました。なので、今年も撮り直しのチャンスがあるかも?と2時間近く待ちましたが、再会することはできませんでした。
昨年もそうでしたが、珍鳥ではないものの今回も貴重な鳥の第一発見者。撮れた画像もたった3枚で画質も不満でしたが、出現情報を聞いてから出かけるのでなく、自分で最初に見つける....というのはやっぱり気持ちのいいものですね。

まさか今年も出会えるとは

ツツドリ

ツツドリ

ツツドリ
オリジナルはこれです なんとか補正も頑張りました

ツツドリ
Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
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comment
こんばんは
渡り初めのこの時期、ワンチャンスをきっちりモノにされたのは流石ですね~(^o^
つぶさん
こんばんは
ツツドリいいですね~
前情報もなく、狙い通りに会えるなんて凄いです!
しかも、一瞬のチャンスを見事にモノにされましたね。