新しい地の天敵は私の横着.... #チュウヒ
多くの猛禽類に出会えるこのフィールドですが、今回はこの時点でハイイロチュウヒのみ。
まぁ、ハイイロチュウヒに出会えているので不満はないのですが、やはりちょっと物足りません。例年なら、フィールド内の電柱の上には見張り番をするノスリやハヤブサをはじめ、至るところにトビが舞っているのに、何故か今年はほとんど姿がありません。
もう少し粘りたかったのですが、この1月に翡翠さんに教えていただいた新しいポイントを訪れるのも予定に入っています。と言うことで、この地はこのあたりで撤収し、その新しいポイントへと向かうことに。
ここはそれまでの地のような餌場ではなく、猛禽類の塒近くのようです。到着した時点で夕方4時過ぎ....、ここからはターゲットを猛禽類に絞り込んで、日没までの1時間あまりを有効に使うことにしました。
上空には近くの水鳥公園へ帰っていくと思われるカモたちやカワウが頻繁に上空を通過しますが、それらしき鳥の姿は確認できません。それでも30分余りすると、やっと水鳥公園とは逆方向へ向かって飛んでくる鳥の姿が....、今回初めてのチュウヒです。
餌場での飛翔とは違って塒入り直前ですので、あまり地上を気にする様子もなく真っ直ぐに飛んできます。鳥の姿をファインダーに収めてシャッターを押すのは楽でしたが、その後どうしようもない不安に見舞われます。
このチュウヒ出現の時点で4時40分....、もう30分もすれば日没です。
楽に撮影できたと思った画像はほとんどがブレブレ....。露出等を再確認すると、絞りを開放にしてSSを1/80まで落としても、ISOは上限に設定した6400。500mmレンズでの手持ちでは、1/80のSSではピシャッと止まるはずがありません。しかも、カメラのモニターで確認すると、鳥の顔は日没直前の夕陽を浴びて真っ赤です。
この撮影時にもっと冷静になら、むしろその赤い夕陽を生かした画像が撮れるのでしょうが、とてもそんな余裕がありません。
かなり慎重にシャッターを押したつもりですが、これだけ暗いとピシャッと止まった画像はたった数枚でした。しかも、ISOが高いだけに補正をした画像は当然ノイズだらけ....。
結局、撤収までにチュウヒは3羽、そして最後にハイイロチュウヒも1羽....と収穫には恵まれてのですが、全滅と言っていいくらいの結果となりました。
やはり惨敗の原因は、「私の横着」。
前回、初めて訪れた1月にこの状況を体験しているのに、いつもどおり手持ちで撮影に臨んだことでしょう。私はもう数年間に渡って手持ちでの撮影をデフォルトにしており、普段はほとんど不満はないのですが、やはりこの状況では無理でしょう。三脚を使わなかったのが、明らかに敗因です。
今回は交通費を使っての遠征ですし、眼の前を何羽もターゲットの鳥が被りもなく飛んで来ているのですから、本当に勿体ないことをしました。
やはり、こんなときは臨機応変に対応できるように、頭を柔軟にしておかないと。
⬇️ 画像はクリックしていただくと大きくなります ⬇️
チュウヒは3個体....、

チュウヒ

チュウヒ

チュウヒ

チュウヒ
最後にはハイイロチュウヒも飛んで来ましたが....

ハイイロチュウヒ♀タイプ
なんの鳥か解らないくらい

ハイイロチュウヒ♀タイプ
全てブレブレです

ハイイロチュウヒ♀タイプ
画像は全滅に近かったです

ハイイロチュウヒ♀タイプ
Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
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