撮影ポイントは数cmの隙間でした.... #ヤツガシラ
3月も下旬になるとそろそろ気になるのは、ヤツガシラ。
ここ数年、関西圏内にも何度か出現したものの相性が悪く、いずれも出会うことができず。ようやく昨年、大阪城公園で出会うことができましたが、予想どおり大混雑。一番カメラマンが多い時間帯は200人程度に膨れ上がっていましたので、満足な撮影はできていません。
3年前には本場北の地へ遠征しましたが、やはりこの辺りまで出かけると、カメラマンの数も少なく落ち着いて撮影することができました。なので、今年は久しぶりにそちらへ行こうか?と現地の観光協会に電話をして動向を確認....。すると、2月末に1羽が目撃されたものの、以後ほとんど姿は無く、つい数日前にまた1羽が到着したもののすぐに行方不明....と。
今年のルートが逸れているのか?まだこれから大挙して到着するのか?微妙なところです。本場の地へ出かけて外すのも、費用対効果を考えると決心がつきません。迷っていると、KさんよりN県某公園に今入っていると教えていただきました。
ただ、大阪城公園ほどではないかもしれませんが、やはり関西圏での出現は大混雑が懸念されます。もともと人混みが苦手ですし、新型コロナウイルスの感染者数もリバウンドしかけています。今回はやめておこうか?とも思いましたが、やはりヤツガシラの魅力には勝てず、短時間決戦で長居はしないと決め、現地へ向かいました。
現地のポイントの丘の上には、平日というのにすでに100人は越えているだろうというカメラマン。ああ、やっぱり....とこの先が思いやられます。それでも、結構ばらけていて、丘の下で待っておられる方も。状況をお聞きすると、「地面上のは人が多すぎて草が被るから飛んで来るのを待ってる.....」と。凄い強者ですね....、私にはとてもそんな余裕はありません....笑。とにかく、立ち姿だけでも撮っておかないと....と、足早に丘へ向かいました。
すると、眼の前の草地にヤツガシラの頭だけが見えました。距離はそこそこ近いのですが、前にはびっしりと三脚が並んでいます。とりあえず、前列のカメラマンの頭の隙間からレンズを向けられる空間を確保しました。
1m四方ほどの草地を移動しながら、しきりに採餌をしている様子ですが、向こう側へ動くと下り坂になっているので姿が見えなくなってしまいます。しかも、こちらへ出てきても草の丈がそこそこ高く、下半身は草の中。全身が見えるショットはほとんど撮れませんし、フォーカスリングも前後に移動を繰り返し、かなりAFも迷っているようです。
と言って、カメラマンがどんどん増えてくるので、せっかく確保した隙間を諦めて移動するのは大冒険....。
それでも、もうここ!と決めて、このポイントで約1時間、とりあえず300枚ほどを撮影。その後も、カメラマンがどんどん増え、私の後ろを通過するたびに、リュックや三脚が背中や足に当たります。もう集中できなくなり、場所を変えようと丘の下へ。すると、なんとそこにも100人以上がレンズを構えておられ、この光景を見た瞬間、疲れがどっと出て撤収することに。
結局、枝止まりや、飛翔シーンは撮れませんでしたが、顔がくっきり見える採餌シーンは何とか確保することができました。
ご一緒したコモトさん、現地で久しぶりにお目にかかったFさん、お疲れ様でした。それと、情報をいただいたKさん、ありがとうございました。
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初めのうちは頭しか見えず

ヤツガシラ
なんとか顔も見えました

ヤツガシラ
冠羽を開いてくれましたが、これは笑うしかありません

ヤツガシラ

ヤツガシラ

ヤツガシラ
同じようなシーンばかりが続きますが

ヤツガシラ

ヤツガシラ

ヤツガシラ

ヤツガシラ
少しずつ身体が見えるように....

ヤツガシラ

ヤツガシラ

ヤツガシラ

ヤツガシラ

ヤツガシラ

ヤツガシラ

ヤツガシラ

ヤツガシラ

ヤツガシラ

ヤツガシラ
Nikon D500 + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + Ai AF-S TELECONVERTER TC-17E II
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