Nikon Z7Ⅱ を半年使ってみて.... その1 導入経緯編
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、この5月にミラーレス機の Nikon Z7II を購入して約半年が経ちました。
「早くレビュー記事を!」と、数人の知人からの依頼もあり、半年使ってみた感想を掲載していきます。
ただ、気に入った点、気に入らない点がそれぞれ多くあり、かなり長くなりそうなので数回に分けて掲載していくこととし、本日は導入経緯の紹介です。
これまで私の野鳥撮影のメインカメラは Nikon D500 で、購入は発売直後の2016年5月。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D500 ボディ
当時の世間の評価では、飛翔している野鳥にはこのカメラが最適、最強とまで言われた名機でしたが、その D500 も購入後もう5年半が過ぎ、ショット数は既に22万超え。今のところ不調はありませんが、今年の初めからはそろそろ次の機種を考えておかないと....と思い始めていました。
この5年半の間の技術の変遷はめざましく、レンズ交換式カメラは各メーカーともミラーレス機に移行の真っ最中。特にSONYのα7RⅢやα7RⅣ、それにα9Ⅱは凄いAF性能と解像力のようで、これらの機種を使用されている知人のブログには見違えるように素晴らしい画像が掲載されています。
当然、Nikonもミラーレス一眼が開発されて Z7 や Z6 が発売されていましたが、AF性能等いまいち評判が悪く、SONY機と勝負するにはほど遠い状況です。昨年夏には知人の Z50 を試写する機会がありましたが、D500 と比べると遙かに格下で、D5600 程度の感触でとても購入意欲は沸かず。
そんなNikonの状況なので、私の知人の多くの方もSONYへマウントチェンジされています。そして、今年の夏にはCanonからもR5やR6が発売され、こちらも凄いAF性能等で超人気。Canonへもマウントチェンジ者が激増し、私の周りにはNikonユーザーが随分少なくなっています。
私もマウント変更!....と一時は頭によぎったのですが、2018年の秋には AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR という高価な名レンズを購入しています。このレンズの描写力は群を抜いているため手放すのは抵抗がありますし、そもそも現役を退いた身では、もう今更マウント変更するのは経済的に厳しい....というのが本音です。
昨年あたりはNikonの会社そのものは大丈夫なのか?とまで言われたこともあり、少し不安になりましたが、いよいよ Z9 の開発が発表され、やっと今後が期待できるかも....と。しかし、Z9はフラッグシップ機ということで、発売価格はおそらく60〜70万円あたりかと。とても購入できませんが、おそらくこの技術や性能が普及機にも今後導入されていくでしょう。
しかし、そんなNikonの普及機が発売されるのはまだ数年もかかりそうで、それまで待つのもちょっと厳しい状況です。昨年発売の Z7Ⅱ や Z6Ⅱ もファームアップによってAF性能も随分向上したと聞きましたので、SONYやCanonに劣る部分は設定と腕(笑)でカバーしよう!と購入を決心しました。

Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z7II ボディ black
今後週一回程度の頻度で、長所と短所を紹介していきたいと思っています。今後Nikonのミラーレス機の導入を検討されている野鳥カメラマンの方に参考になれば幸いです。
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Z7Ⅱ導入です

Z7Ⅱ
Fマウントレンズには
マウントアダプターのFTZが必要です

Z7Ⅱ + FTZ
野鳥撮影にはこの組み合わせが最強です

Z7Ⅱ + FTZ + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
この組み合わせも軽くて機動力抜群です

Z7Ⅱ + FTZ + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + Ai AF-S TELECONVERTER TC-17E II
D3000 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR
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