Nikon Z7Ⅱ を半年使ってみて.... その2 撮影編


一昨日にムギマキを探しに出かけたK山の続編があるのですが、昨日 Z7Ⅱ の待望のファームウェアのアップデートがDLできるようになったこともあり、今日はZ7Ⅱのレビュー記事を挟みます。

SONYやCanonに大きく遅れをとっていると言われているNikonのミラーレス一眼ですが、そんな中この5月に敢えて Z7Ⅱ を購入しましたので、ここまで使ってみたレビュー記事を掲載しています。これから購入をお考えの方のご参考になれば幸いです。

前回の「その1」では、私が購入に至った経緯を掲載したのですが、今回は色合いや解像力等の画質、AF性能および操作性等、実写してみての感想です。同機種をご使用の方で、違った意見の方もおられるかとは思いますが、あくまでも野鳥をメインに撮影している私個人の感想ですので、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

私のこれまでのメインカメラは D500 で、この機種は飛翔している野鳥には最適、最強とも言われていました。この Z7Ⅱ でこその D500 に近い画像、いやそれ以上の画像が撮れるのか?というのが気になるところです。

★ 画質、解像力については...

このカメラは4575万画素のフルサイズ機なので、APS-C機に比べると画質のいいのは当然でしょう。ただ、私は遠くの小さな野鳥では現像時にトリミングして仕上げることがほとんどなので、はみ出すぐらいの近距離でない限り普段は敢えてAPS-Cクロップで撮影しています。

こうすると実質の画素数は1950万画素程度。しかし、2088万画素の D500 より遙かに色合いや解像力がよく、トリミングにも耐えられる状況なので満足しています。D500で過剰なトリミングをすると明らかに「無理矢理感」が出てしまっていました。

それと、暗い場所での撮影が良好です。D500 では暗い場所ではすぐに黒潰れが起きるので、どうしても明るめに撮ることを意識しすぎて露出オーバー気味の設定をしていました。この Z7Ⅱ は、白飛びこそあまり変わりませんが、黒潰れは起きにくく暗い場所は暗く表現することが可能です。

そして色合いも見た目に近い色が発色されており、少なくても枝止まり等の静止画は D500 より遙かに綺麗で、今のところ特に不満はありません。やはり、設計が数年違うだけでも、技術の進歩はめざましいものですね。

★ EVFの視認性および追従性は....

ミラーレス機となると気になるのはEVFの視認性および追従性です。

昨年夏に Z50 を試写する機会がありましたが、飛翔速度の遅いササゴイでもうまく追うことができなかった記憶が。しかし、Z7Ⅱ ではツバメ等の超速の鳥でなければ、そんなにストレスは感じません。OVFを装備したレフ機ほど快適ではありませんが、ファインダーそのものの視認性も良好ですし、カメラを飛翔方向に振っても Z50 のように残像が残る感じはありません。

Z7Ⅱ も発売当時はこの点もいろいろ指摘されていたようですが、度重なるファームアップが繰り返されており、かなり改善されたように思われます。

★ 電源ON後およびスリープから復帰時のスタンバイの速さは....

Z50 で感じていた、電源ON後、およびスリープから復帰時のスタンバイの遅さも気になるほどでもなく、随分改善されています。時折遅く感じることもありますが、この程度なら慣れれば許容範囲か?と。

★ AF性能そのものは....

そして、一番気になるのはAF性能。

まだ半年間の使用ですので何とも言えませんが、世間で言われているほど悪くない....というのが第一印象です。もちろん、話題のSONY機やCanon機と比べてみたわけではありませんので、何とも言えません。むしろ比べるのは怖いので比べたくはありませんが....笑。静止画については極めて瞬時にフォーカスが合いますし、何の問題もなさそうです。

動態に関しても、ツバメのように瞬時に方向転換する鳥はともかく、普通に飛翔している鳥ならそんなに不満はありません。普通に追いかけることは可能です。ただ、まだそれほどいろんな飛翔シーンには遭遇しておらず、今後不満が出てくるのかもしれませんね。

★ それより戸惑ったAFエリア....✖️

Z7Ⅱ に装備されているAFエリアを確認してみると、「グループAF」がありません。私は D500 では、動態に関しては「グループAF」が最強と思っていただけに、これは少し戸惑いました。世間では「ダイナミックAF」で飛翔シーンを綺麗に撮っておられる方も多数おられますが、私はいまいちうまく使いこなせていません。

ただ、Z7Ⅱで試しに「ターゲット追尾を併用したオートエリアAF」を使用してみると、少々速い鳥もそこそこ追いかけることができました。今後、飛翔に関してはこの「オートエリア + ターゲット追尾」が結構使えそうなので、練習を重ねて使ってみようと思っています。しかし、Nikonユーザーは評判のよかった「グループAF」だけに、どうして廃止されたのでしょう。

この機種を使い出してまだ半年足らず。かなりの満足度ですが、まだ操作の慣れていないところも多く、手探り状態です。今回紹介した項目以外に操作の大きな不満も出てきています。それは次回「その3」で、また報告いたしますのでご期待ください。

※追伸
昨日DLできるようになったファームウェアの最新版ですが、噂をされていたAF速度の向上、自動車AF、鳥瞳AFの搭載等の新機能ではなく、バグの修正が大半というまさかのファームウェアでした。Z9の発売時期もベールに包まれたままですし、今後の動向が気になりますね。









⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️


Z7Ⅱ-1*b
Z7Ⅱ

======== D500のAFエリアモード ========


    D500 で多用していたのはグループエリアAF
    D500AFエリアb
    D500 AFエリア


======== Z7ⅡのAFエリアモード ========


    なぜか Z7Ⅱ にはありません
    Z7ⅡAFエリアb
    Z7Ⅱ AFエリア


========== Z7Ⅱでの実写画像 ==========


そこそこ近いと解像感は優秀です
TSUBAME-336*b
ツバメ

SOUSHICHOU-60*4*b
ソウシチョウ

KIASHISHIGI-221*b
キアシシギ

TOUNEN-101*b
トウネン

KOSAMEBITAKI-283*b
コサメビタキ

推定140mのトリミングでも優秀です
HAIIROGAN-9b.jpg
ハイイロガン

HAIIROGAN-10*8b
ハイイロガン

40m程度なら充分解像します
NOBITAKI-200*10b
ノビタキ

高ISOですが、それほどノイズはなし
NOGOMA-157b.jpg
ノゴマ

速い飛翔はまだチャンスがありません
MISAGO-329*b
ミサゴ

1枚目
D3000 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR

4〜13枚目
Nikon Z7Ⅱ + FTZ + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR


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comment

Secret

こんばんは

ミラーレス機は一眼レフ機と比べると野鳥撮影には?なところもありますが、やはり技術の進歩は凄いですよね〜 私もミラーレス機に変えて今までチャレンジする気にならなかった撮影対象に手を出してしまっています(^^)

Yasuoさん

確かにわずか数年の技術の進歩には、目を見張るものがありますね。と言いながら、やはりNikonのミラーレス機の遅れにはまだまだ眼が離せません。
近況報告
夏場の状態が信じられないくらい、新型コロナウイルスの感染者も落ち着いています。ただ、人の流れも完全に戻ったようですので、またリバウンドしなければいいのですが。

これから本格的に冬鳥の季節に入りますが、その頃にまた行動に制限がかからないかと、まだまだ心配が尽きませんね。

必ず第6波がやってくるとも言われています。ブログをご覧の皆さまも、今後も充分に気をつけながらお過ごしください。







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プロフィール

えむ・おー

Author:えむ・おー
居住地:兵庫県宝塚市
年 齢:1955年生まれ
性 別:男性

撮影機材(2021年11月現在)

* カメラボディ *

Nikon Z7Ⅱ
Nikon Z50
Nikon D500
Nikon D3000
Panasonic LUMIX DMC-FZ1000
Apple iPhone SE(第2世代)

* レンズ *

Nikon
  マウントアダプター FTZ
AF-S NIKKOR
  500mm f/5.6E PF ED VR
AF-S NIKKOR
  300mm f/4E PF ED VR
TAMRON(A035)
  100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD
TAMRON(272E)
  SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1
AF-S DX NIKKOR
  16-85mm f/3.5-5.6G ED VR
TOKINA AT-X 124 RRO DX Ⅱ
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Zoom-NIKKOR Auto
  43~86mm F3.5

* テレコンバーター *

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