なんと地元に珍鳥が.... #オオハム
この日は一日外出の予定もなかったので、何となくお昼過ぎに缶ビールのプルトップをピシュッ....笑!
世の中不思議なもので、こんな時に限って大切な連絡が届きます。今回は隣市のGさんから、「M川某所にオオハムが居る....」と。場所を確認すると、左岸ですが春先にコムクドリのポイントへ向かう手前です。
途中で対岸へ渡る必要がありますが、ここなら自宅から歩いてもほぼ30分。地元近くでオオハムとなると、やはり撮影したいですね。アルコールで身体も暖まっているからあまり寒さも感じないかも?とのプラス思考で、午後から早速出かけました。
ポイントに近づくと、支流のT川がM川本流に注ぎ込む狭いエリアにそれらしき個体が見えました。そして、河川敷では10名ほどのカメラマンがシャッターを押しておられます。
本流のM川なら河川の幅も広いので、中央や対岸近くに居る可能性も想定して、500mm単焦点と2倍のテレコンを携行しましたが、距離はまさかの10m以内。ファインダーを覗いてみると、500mmでは完全にはみ出てしまいます。まあ、あちこち移動するだろうとしばらく待ってみたのですが、ほとんど動きません。
朝からおられる方にお聞きすると、早い時間には何回か潜って餌を探しているような仕草もあったそうですが、比較的動きがない....と。そして、私が到着した後は上流へ顔を向けたままの姿勢でほとんど浮かんでいるだけの状態です。
試しに後ろへ下がると足元の草木や岸のコンクリートが画面に入ってしまいます。河川敷の下流側から距離をとって撮影してみると、ほとんどが後ろ姿....、そして上流側から狙うと逆光です。
朝こそ晴れていましたが、撮影時はどんよりと曇って今にも雨が降りそうな空模様。陽射しそのものが逆光になるのではありませんが、空の色が水面に反射して何とも言えない光線です。空の色は濃いグレー、それが写った水面もグレー、そして鳥の色もグレー...という三重苦と戦う撮影となりました。
そもそもオオハムは冬鳥として渡ってきますが、日本海側に多く、しかもほとんど外洋にいるはずなので、こんな内陸部の河川に来てくれたのは驚きです。本来居ないところに居るからこそ私たちは珍鳥として感動するのですが、本来居ないところに降り立ったのにはやはり理由があるはず。
2年半前のY川でのシロエリオオハム、そして一昨年この近くの池に来たビロードキンクロ等、やはり本来の目的地でないところに降り立った子たちはその後落鳥しています。この日のオオハムもしばらく様子を見ましたが、私の眼には随分衰弱しているように見えたのですが、どうなんでしょうか。
それでも、自宅から徒歩30分のM川でオオハムに出会えるとは夢にも思いませんでした。Gさん、情報ありがとうございました。
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発見時から近いところを泳いでいました

オオハム
いや、浮かんでいました....と言うのが正しいかも

オオハム
貴重な左向きの画像です

オオハム

オオハム
雲の色の反射によって

オオハム
水面の色も目まぐるしく変わります

オオハム

オオハム
ほとんどこの姿勢で浮かんでいました

オオハム

オオハム

オオハム

オオハム
この時はどんどん近づいてきて

オオハム
もう眼の前数mの距離です

オオハム
この瞬間眼が合いましたが

オオハム
助けを求められているような眼でした

オオハム
ほんとに健康状態が気になりますね

オオハム
Nikon Z7Ⅱ + FTZⅡ + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
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