やっぱり飛翔シーンは1チャンス.... #コミミズク
先日は遠い草地の静止シーンだけに終わったコミミズク、リベンジに出かけてきました。
前回は飛翔するシーンもあったのですが、塒付近から草地まで地面すれすれの高さを移動しただけの1チャンス。飛び出すタイミングも解らず、ほんの数秒だけでしたので画像に残すことができませんでした。個体数も3羽とは聞いていたものの1羽しか出会えず、5年前に賑わったときと比べると大苦戦。
リベンジのこの日も、午後2時に到着です。
凍死するか?と思った前回とは違い(笑)、穏やかに晴れて最高気温は15度近くに。前回どおりの服装だったので暑いくらいでしたが、それでも寒いよりはずっとマシ....、これなら撮影に集中できそうです。
ポイントへ近づくと20人弱のカメラマンが先着されていて、すでにファインダーを覗いています。レンズの先を見ると、草地の上にコミミズクの姿が。ホッとはしましたが、前回の静止シーンの場所とほぼ同じところだったので、またこのまま終わってしまわないか?と安心できません。
それでも、その直後に飛翔。
わずか1分ほどですが前方で旋回した後、近くの枯れ枝に着地しました。距離にして30mあまりでしょうか、前回の1/3くらいの距離ですのでかなりの好条件です。失敗を繰り返さないようにと、何とか慎重にレンズを振りまわし、満足ではないものの数枚の飛翔シーンをGETできました。
その枯れ枝の上には約15分の滞在、被りもなく撮り放題ですが、警戒心もあまり無さそうです。しかも餌を探すような行動もしないので、やはり何かあるな....と。まわりのカメラマンからは、「かなり弱ってるんちゃうか?」との声も出始め、私自身にもそう見えました。
その後再び飛び出しましたが、地面すれすれのところを後ろのブッシュに向かいます。これは飛翔と言うより移動しただけで、ブッシュの前の石に2〜3分止まった後、とぼとぼと歩いて茂みの中へ逃げ込みました。
ここまで到着から約30分、これでこのステージ終了です。
途中、餌を探そうとする様子なども全くなく、ここまでの様子を観察していると明らかに違和感が湧いてきます。以前、地元に出現したビロードキンクロやオオハムの時の様子が頭に浮かびました。この後、またまた嫌〜な結果になるんでは?と。
ブッシュに逃げ込んだ後しばらく待ちましたが、いよいよ動きは無くなってしまいました。
しかし、到着からたった30分で、数少ないですが飛翔シーンと近距離の静止シーン....の最低限の目標はクリア。第2ステージが開催されそうな気配がないだけに、もう30分遅く到着していればボウズだったかも。そう思うとめちゃくちゃラッキーでした。
まだ時間が早かったので少し迷いましたが、たぶんもうこれ以上の画像は撮れないと判断し、僅か1時間の滞在で引き上げることに。それでも、この後まさかのシベリアジュリンを撮影することができましたので、この判断も正解だったようです。
このような状況なので、コミミズクの撮影を予定されている方はお早めに!....と言う文章で今日のブログを締めくくろうと思っておりました。
しかし、3月3日に撮影に行かれた方のブログを拝見してビックリ。4時過ぎから一時間半飛びっぱなしで、ネズミを捕獲する姿も撮影されています。もともと3羽居ると言われていたので、同じ個体なのか、別の個体なのかは解りません。しかし、このフィールド内にはまだ元気な子が居るようでホッとしています。
⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️
前回と同じようなところに出現していました

コミミズク
その直後、飛び上がりました

コミミズク

コミミズク
今回は失敗しないようにと

コミミズク

コミミズク
慎重にレンズを振りまわします

コミミズク
一度旋回もしてくれ

コミミズク

コミミズク
眼の前を1分間ほど飛翔した後

コミミズク
30mほど先の枯れ枝に着地です

コミミズク

コミミズク

コミミズク

コミミズク

コミミズク

コミミズク

コミミズク
ここには15分ほど止まっていましたが

コミミズク
この後、後ろ向きに移動です

コミミズク

コミミズク
この石の上に2〜3分居ましたが

コミミズク

コミミズク
とぼとぼと後ろのブッシュへ

コミミズク
Nikon D500 + AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
- 関連記事
-
- やっぱり飛翔シーンは1チャンス.... #コミミズク (2022/03/06)
- 5年ぶりの再会でしたが.... #コミミズク (2022/02/27)
- やっとコミミズク....(飛翔編) (2017/02/06)
いつも訪問ありがとうございます
⬇️ 応援よろしくお願いいたします
![]() にほんブログ村 |
![]() 鳥ランキング |
スポンサーリンク