おそらく再会でしょう.... #カワアイサ
この日は少しだけの時間を利用して、自宅裏のM川河川敷に。
そして、自宅から一番近い堰付近を覗き込むと、そこには♂のカワアイサの姿が。今冬渡ってきていた子たちのうち、最後まで残っていた1羽だと思われ、元気そうに餌を探していました。
しかし、ビックリしたのはそれより手前の河原に居た2羽の♀。
このブログにはもう何回も掲載していますが、この川には翼?を痛めて北の地へ帰れなくなり、もう10年近く留鳥として暮らしている♀が2羽居ます。真夏の炎天下の鳥の少ない時期でも元気な姿を楽しませてくれるので、もう長年定点観測をしています。
ところが、昨年11月に撮影して以来、バッタリと出会わなくなっています。もちろん私が見つけられないだけの可能性のほうが高いのですが、これまでこんなに長期間出会えなかったことがなかったので心配しておりました。
特にこの冬場は、♂5羽、♀1羽の渡りのカワアイサがこの川を訪れ、2〜3グループに別れてしばらく滞在。ひょっとしたら合流してくれるかも?と思いましたが、希望は叶わなかったようです。
その後何度か♀に出会いましたが、いつも1羽だけですし頻繁に飛んでいたので、留鳥の子たちではなかったと思われます。
もちろん、今回のこの子たちがこの留鳥の2羽とは言いきれないのですが、しばらく観察をしているとなんとなくそんな様子が。
冬場に出会った渡りの子たちは♂♀問わずにパワフルで、採餌をしながら泳ぐ速度も速く、ちょっと潜っていると見失うような素早さがありました。しかも、何度も飛び立っては上流へ下流へと移動を繰り返していて、いかにも野生の子という感じが。
それに対して、留鳥の子たちはいつ出会っても、泳ぐ速度も遅く、いつものんびりゆったりとした動きだったような記憶が。そして今回のこの子たちものんびりとしていて、頻繁に近づいてくるこの♂と比べても、素早さはほとんど感じられません。
そして、ビジュアル的にもそうだと思われるところが。
過去の画像を見直しても、1羽は頭頂部が平らでちょっと特徴のある顔立ちをしており、今回の子の1羽がそれに近いです。そして、時折翼をだらり....と下げるのですが、その時の不揃い感はこれまで見たビジュアルです。おそらく留鳥の2羽と思われますが、どうでしょう。
その後も何度も♂が近づきましたが相手にせず、2羽仲よく寝込んでしまったので、こちらも撤収です。居残っている渡りの♂の方が貴重なんでしょうが、この再会?に興奮して、♂の画像はたった数枚しか撮っていませんでした。
この日の撮影はまだ午前6時過ぎで薄暗く、F値は開放に近く、SSも1/200程度。これ以上絞れないので、微妙に距離の離れた2〜3羽全てにフォーカスを合わせることができません。しかも、早朝のこの地は逆光なので、顔も真っ黒....。かなりの補正をしましたが、画質的には満足できないものばかりでした。
それでも、ひょっとしたらこの子たちの元気な姿はもう見られないかも?と思っていただけに、今後も定点観測する楽しみが増えました。
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♂のカワアイサを見つけました

カワアイサ
元気で採餌中でした

カワアイサ
手前の河原には2羽の♀の姿が

カワアイサ
さきほどの♂が近づきますが

カワアイサ
♀たちは興味がなさそうです

カワアイサ
一旦通り過ぎたのですが

カワアイサ
戻ってきました

カワアイサ
この後上陸して

カワアイサ
2羽たちの間へ行きますが

カワアイサ
♀たちは興味を示しません

カワアイサ
結局、♂はまた採餌に戻りました

カワアイサ
奥の子の頭の形や手前の子のだらりと下がった翼は

カワアイサ
おそらく留鳥の2羽では?と思われます

カワアイサ
手前の子はそろそろ睡眠モード?

カワアイサ
結局、2羽とも睡眠時間となりました

カワアイサ

カワアイサ
Nikon D500 + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + Ai AF-S TELECONVERTER TC-17E II
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