マウント変更プロジェクト その1
⇐ 左サイドバーのプロフィール欄をご覧になった方はお解りかと思いますが、これまで使用していた機材の名称をどんどん削除しています。
じつは一大決心をして、長年慣れ親しんだNikonから他社へのマウント替えの移行の為の資金調達中です。新機種の詳細につきましては、メインシステムが決まり、初めての撮影画像をUPする日から順次紹介していきます。
私は2006年頃からNikon機で野鳥撮影を始め、2016年からは D500 をメイン機種として使用してきました。この機種は瞬速のAFに加えて、カスタムボタンへの各機能の割り当てができる等、私の野鳥撮影には満足のいくものでした。
それから6年が過ぎ、今はミラーレス機の時代。
ショット数も20万を超えたこともあり、昨年後継機種として Z7Ⅱ を購入しましたが、あまりにも不満点が多く未だ満足できていません
それでも、さすがに画質は綺麗で発色や解像力に関しては D500 を遥かに上回っていますので、 D500 へ戻してしまうこともできずに併用の状況が続いていました。
Z7Ⅱ の価格は D500 よりも約10万円あまり高く、以前に使用していた D7100 や D7200 と比べると約2倍の価格です。
しかし、世間の評判どおりAFの性能もいまいちですし、D500 に装備されていたカスタムボタンへの機能の割り当てが限定されており、静止した野鳥の飛び出し等、急な動きに対応する設定に変更しようとすると、その都度メニュー画面を呼び出してからしか変更ができず、動きについていけません。
6年も前の10万円も安い機種にできていたことが、なぜ装備されなかったのが疑問です。この件は、下記のようにいろいろブログに掲載しました。
☆ Nikon Z7Ⅱ を半年使ってみて.... その1 導入経緯編
☆ Nikon Z7Ⅱ を半年使ってみて.... その2 撮影編
☆ Nikon Z7Ⅱ を半年使ってみて.... その3 撮影設定編
☆ Nikon Z7Ⅱ を半年使ってみて.... その4 まとめ編
☆ Nikon Z7Ⅱ を半年使ってみて.... その5 番外編 追加記事
そんな中、昨年末に正確で爆速のAFや私の求めるカスタムボタンの割り当て機能を完璧に装備した Z9 が発売されましたが、価格はなんと約70万円。
もう定年も過ぎてしまった私にはとても手が出ません。いや。仮に余裕があっても、ボディは5年も経てば、また新しい技術を装備した新製品が発売され、すぐに旧製品扱いとなるはず。レンズなら多少無理して購入するのも有りか?とも思いますが、ボディにそれだけ出費するのもどうか?と。
ただ、ネットの何かのインタビュー記事で、「現在発売中の現行機種にも Z9 に装備されたような機能を、今後ファームウェアのアップデートで装備できるようにしていきます....」と言うようなニコンの開発スタッフの発言?を見つけ、それならばと Z7Ⅱ のファームアップを待ち続けてきました。
そして、それから一年近くが過ぎました。Z7Ⅱに関してはバグの修正程度のアップデートが数回あったものの、機能の追加等は何の動きもありません。
発売当初は1年待ちとも言われた Z9 のバックオーダーが未だ処理できないみたいのなので、社内はそれどころでないのかもしれませんが、Z9 以外のNikonのユーザーは放置状態です。
その間発売されたカメラは廉価機種の Z30 のみ。Zマウントのレンズもようやく新機種が出始めましたが、何十万円もする高級品ばかりで、中級機ユーザーは完全に見放された感が。ボディも Z8 やAPS-Cのフラッグシップ機の Z70 の発売の噂もあるようですが、この状況ではいつのことやら全く不明です。そして、仮に発売されても40〜50万円クラスか?と思われますので、期待感も薄いです。
Z9 が発売されたときには、ようやくSONYやCanonに追いついたか?と思いましたが、そのバックオーダーの処理に振りまわされている間に、SONYやCanon等他社はもっと前を走っているようです。OM-DやPanasonicも低価格で魅力のある機種を発売し始めていますし、他社に追いつくどころかNikonの遅れはどんどんと広がっており、Nikon離れをしていく知人がますます増えています。
その間に Z7 や Z6 はそっとディスコンになってしまいましたし、少し無理をして Z7II を購入して当てのないファームアップを待ってる身としてはハラハラドキドキです。もうこれ以上、Nikonにしがみついていても何もメリットがないな....と思い始めました。
ということで、この夏あたりから思いきってマウント替えで他社に移ろうか?という考えがむらむらと出始めたのです。と言っても、昨年 Z7II に35万円ほどの出費をしてるので、もうこれ以上出費はしたくありません。
CanonやOM-D、それにFUJIFILMあたりからは、20万円前後の機種でも私の望む機能を装備した機種が発売され始めました。ならば、安価で現在の私同等のシステムが組めそうなので、現機材を処分してその資金が調達できないか?と。
そこで、現在所有してる機種をすべて処分した場合、追金無しで他社での満足なシステムが組めるのか?という「マウント変更プロジェクト」を試算してみることにしました。
まずは、その資金のほとんどを占めるのが、Z7Ⅱと AF500mm F5.6 のレンズの処分額です。
大手のカメラチェーン店サイトで買取価格の査定をすると、 Z7Ⅱ が22万円で、AF500mm F5.6 が26万円。この2機種で48万円になるのですが、やはり購入した価格の60%程度です。これでは次システムの購入を考えると少し決心が鈍ります。
今、頭の中で描いている次機種のメインボディ + メインレンズの合計が55万円前後。なので、この2機種の処分額が55万円を超えたら、マウント変更を決心しようと、ヤフオクに出品してみることにしました。すると、数日後2機種の落札価格の合計は62万円弱。店舗で買い取ってもらうのとは、14万円の差が....、もう後ろへは戻れなくなったのは当然です。
その後は、サブ機やサブレンズ、広角&標準レンズ、マウントアダプター、予備バッテリー等を出品して、勝負を賭けている真っ最中です。まだまだ入れ替えなくてはならない機器が山積みですが、とりあえずはマウント変更を決心しました。
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どうもこのZ7Ⅱには馴染めなかったです

Nikon Z7Ⅱ
29万円で落札されました

Nikon Z7Ⅱ
このレンズは手放したくなかったのですが

AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
32万円で落札されました

AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
D500 + AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR
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