可愛いというより可哀想?.... #カルガモ
KR浜へ行った日ですが、久しぶりにS川を少し遡ってみました。
すると、スマホで何かを撮っておられる方が2人。そちらへ視線を向けると、水際にカルガモの親鳥が居て、すぐ近くの草地にはヒナの姿が。草が被っていてよく見えなかったのですが、ヒナは1羽しか居ない様子です。
とりあえず、その様子の証拠写真を撮った後、この親子の動きをしばらく観察してみることにしました。
初めはヒナはじっとしていたので睡眠中?とも思いましたが、そろりそろりと降りてきて水中へ。そして、水際を泳ぎながら餌探しを始めました。その時点ではっきりしましたが、やっぱりヒナはたったの1羽です。
カルガモの子育てを観察していると、数週間が経ってとうとう1羽になった....ということはよくある話ですが、身体つきはまだ小さく、生まれてまだ数日か?と思われます。
カルガモのヒナは通常12羽くらいが生まれるようですが、水に流されて行方不明になったり、天敵に襲われたりで少しずつ数が減るというのが自然です。しかし、この大きさのヒナで1羽というのはあまり見たことがなく、複雑な気持ちになりました。
ところが、しばらくこの親子を観察していると、なんとなく理由が解ったような気も。
ヒナが餌探しを始めたころから、少し下流を泳いでいた別のカルガモ2羽が近づいてきます。当然のように親鳥は牽制して追っ払おうとします。ただ、私的にはこの2羽はあからさまにヒナを襲おうとしているようには見えません。
攻撃するような仕草ではなく、興味津々でのんびりと近づいている....という感じです。
親鳥から何度牽制されてもあまり動じない様子なので、親鳥のほうが切れ気味に。狂ったように攻撃をし続け、下流へ飛び去ったあとを追いかけていきました。本来ならこれでやれやれなのに、この親鳥はその後も執拗に追い続けているのか帰ってきません。
その間もこの小さなヒナは丸見えのところで、黙々と餌探しを続けていました。
そして、親鳥が帰ってきたのはなんと20分後。どこまで追いかけて行ったのか?は解りませんが、こんなに長い時間ヒナを放っておけば、天敵に襲われる確率も高いのでは....と。
たまたま無事でしたが、途中カラスやアオサギが何度も近寄っており、ハラハラドキドキでした。やはり、ヒナから離れている時間が長く、この親の育て方に問題があるのでは?と思いました。
もちろん、1羽になってしまったときには大きな事件があったと思われますので、必要以上に親鳥がナーバスになっていたとも思えますが。それでも、帰ってきた後は、ピタッとヒナをガードしながら見守っていました。
この時期になると、毎年出かける近くのS川もそろそろ気になります。今年も急流下りが見られるといいのですが。
なお、今回は鳥までの距離も短いだろうということで、先日の100-300mmズームを持ち出してみました。
今回は R7 に装着したので手振れ補正もばっちりです。やはり、設計が旧いからか、水面の反射等、逆光には弱い様子ですが、30年前のレンズとは思えない画像を残すことができました。
⬇️ 画像はクリックすると大きくなります ⬇️
発見時の様子です

カルガモ
ヒナが餌探しを始めた後

カルガモ
別のカルガモが近づきます

カルガモ
異常なほどの牽制を続け

カルガモ
この後遠くまで追いかけましたが

カルガモ
しばらく帰ってきません

カルガモ

カルガモ
カラスやアオサギが近づくので

カルガモ

カルガモ
ハラハラドキドキです

カルガモ

カルガモ
それでも丸見えのところで

カルガモ
餌探しを続けます

カルガモ
ようやく帰ってきたのは

カルガモ

カルガモ
なんと20分後でした

カルガモ

カルガモ
それでもその後は寄り添って

カルガモ

カルガモ
見守りを続けていました

カルガモ

カルガモ
Canon EOS R7 + EF-EOS R + EF 100-300 F4.5-5.6mm USM
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