久しぶりに機材ネタです....
3月末日に知人からいただいた EF 100-300 F4.5-5.6mm USM という33年も前のズームレンズ。
サブ機の R10 に装着してヒドリガモやツバメを試写したところ、なかなかいい感触を得ましたが、100〜300mmという野鳥撮影には中途半端な焦点距離のため、なかなか持ち出す機会がありません。
300mmという焦点距離を踏まえ、5月のカルガモ親子探しのS川や、隣市のアオバズクの撮影に....と携行しましたが、いずれのフィールドも今季はターゲットが出現せず、せっかくの試写も空振りに終わっています。
その後、そのレンズをいただいたいた知人よりこんなものも見つかった....と、追加でいただいたのがこれまた旧いKENKOのテレプラス。KENKOや他のサイトで調べても詳しい情報がなく、いつ頃発売された商品なのかもよく解りません。
1.4倍ではなく1.5倍ですし、デジタル対応を詠っている比較的新しいモデルとはデザインもロゴも違うので、かなり昔のフィルムカメラ時代のものか?と。ということはこの100-300mmレンズと同様、1990年ごろの商品か?と思われます。
今でこそテレコンの性能も見違えるほど向上し、私もNikon時代の昨年まで常用していましたが、この時代のものはレンズに装着すると、解像力やAF機能等が著しく劣るということで、知人も否定派がほとんどでした。
それでも、安価な価格で焦点距離を伸ばせるのが魅力ということで、手に入れては不満を感じて手放す....ということを繰り返し、完全にテレコン沼にはまっていた時期も。
この商品もおそらくその時代の商品だと思われますので、解像力等性能はとても期待できません。それでも、望遠端が足りないこの100-300mmレンズだけに、今回のこの定点観測の機会に試写してみることにしました。
前回の試写は100-300mmレンズ単体ということで、ボディ内手振れ補正無しの R10 に装着したのですが、今回はテレコン付ということで R7 に装着してカワアイサの撮影です。
ボディ内手振れ補正のある R7 ですが、意外にファインダー内はゆらゆら揺れており、R10 のときの感触とあまり変わらず。それでも、ブレ写真を大量に増産したわけでもなく、撮影のしにくさはありませんでした。
1990年発売の100-300mmレンズにこんな旧いテレコンを装着し、なおかつミラーレスカメラ用のアダプターを介しての撮影です。こんな状況なのに、「動物優先の顔瞳検出」機能は完璧に作動し、オートフォーカスの速度や確実さも最新のRFレンズと変わらない挙動には驚きました。
さすがに、地味な色合いや解像力は最近のレンズには及びませんが、現像時に適度に補正すると見違えるようになります。
本来なら、デジタルミラーレスカメラ時代にこんな機材は使い物にならないはずですが、無料で手に入った逸材です。もっと設定を追い込んで使用してみると、おもしろく撮影できそうです。
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この前いただいた100-300mmレンズに

Canon EF 100-300 F4.5-5.6mm USM
これまた、いただいたKENKO 1.5X倍テレコンを装着

KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ
そしてミラーレスカメラ用のアダプターを介して

Canon EF-EOS R
Canon EOS R7 に装着してみました

このシステムで撮影したカワアイサです

カワアイサ(6月20日撮影)

カワアイサ(6月20日撮影)

カワアイサ(6月20日撮影)
前回はテレコン無しの R10 での撮影です

ヒドリガモ(4月4日撮影)

ヒドリガモ(4月4日撮影)

ツバメ(4月4日撮影)

ツバメ(4月4日撮影)
1〜4枚目
Apple iPhone SE(第2世代)
5〜7枚目
Canon EOS R7 + EF-EOS R + EF 100-300 F4.5-5.6mm USM
+ KENKO C-AF1 1.5X TELEPLUS SHQ
8〜11枚目
Canon EOS R10 + EF-EOS R + EF 100-300 F4.5-5.6mm USM
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